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顔いぼって

顔いぼとは、顔や口の周囲などにあらわれる糸状疣贅と呼ばれる長いいぼや、若年者に出やすい青年性扁平疣贅などをいいます。
ウイルスが原因となっている顔いぼは、伝染病の一種で、皮膚の小さな傷口から感染が広がっていき、増殖・拡大していってしまいます。
しかし、皮膚以外の身体の部位には悪影響を与える事はありません。
顔いぼのなかでも、皮膚の色と似ていて平べったい顔いぼは、目立ちにくいため、ニキビなどができている場合だとなかなか見分けがつかないようです。
もし、徐々に増えていっているような感じだったら、ウイルス性の顔いぼの可能性があるので、酷くならないうちに皮膚科などで治療を受けるようにしましょう。
ニキビや湿疹と勘違いして、同じ様に弱性のステロイド配合塗り薬を使ったり、潰してしまったりすると、顔いぼは悪化して顔全体に広がってしまうこともあり、腫れや赤みもあらわれ、痒みも酷くなって、自分では手がつけられないような重症化してしまう場合もありますので、そうならない前に、きちんと皮膚科などで診察を受けるようにしましょう。

顔いぼが出来てしまう原因はなに

顔いぼが出来てしまう多くの原因は、パポーバウイルス科に属するヒトパピローマウイルスの感染です。
ヒトパピローマウイルスは約80種類の異なる型が存在しているので、顔いぼの原因も症状も1つではなく、いくつものウイルスが重なり合って出来ているものなのです。
ウイルスが原因の顔いぼには、青年性扁平疣贅や尋常性疣贅などがありますが、顔いぼがどの型のウイルスに感染して、どの種類のものなのかは自己判断できないものですので、必ず皮膚科などの医療機関で診察を受けましょう。
顔いぼには、ウイルスの感染が原因ではない老人性の顔いぼもあります。
老人性の顔いぼは、年齢を重ねるにつれて増えてくる良性の腫瘍で、加齢と共にあらわれる老化のサインでもあります。
紫外線の影響で皮膚が老化し、表皮の細胞が異常に増えて盛り上がってしまった角質粒をいい、紫外線を受けやすい顔や首などにできやすくなっていて、40代頃から特に目立つようになってくる顔いぼです。
老人性の顔いぼが出来る原因は、皮膚の老化によるものだけでなく、遺伝的な要因も関係しているといわれています。

顔いぼは自然になくなるものなのか

顔いぼは原因によって、何種類かに分けられます。
その中には、自然と消えてしまうものもあるようです。
小さく盛り上がってくる顔いぼの場合は、自然に治る事が多いようです。
ただし、消えてなくなる前に増えてきてしまうことの方が多いので、やはり自然と消えるのを待つよりも、病院できちんと治療を受けた方が良いでしょう。
人には、自然消退の免疫現象というものがあり、病気が治るという暗示や積極的な気持ちのもち方で、体の免疫反応が起こり、病気が治ってしまう現象が起こるのですが、それは顔いぼが自然に消えてしまうこととも関係があるようです。
この免疫現象は、大人より子どもの方が治療効果があるのは当然なのですが、女性よりも男性の方が起こりやすいとされています。
逆をいえば、免疫力の弱い人だと、顔いぼは消えずに残ってしまうということになります。
また、稀にですが悪性化してしまって、顔いぼが癌化してしまうこともあるので、免疫力の弱い人は注意が必要です。

顔いぼは他人に移るのか

顔いぼは、ウイルスの感染が原因の場合は、皮膚に細かいキズがあったりすると、そこから感染を広めていって、どんどん増え、顔中に広がってしまうこともありますが、他人に移るということは殆どありません。
ただ、顔いぼを引掻いてしまった手で他人の皮膚を触ってしまったりすると、その人がいぼの出来やすい体質だったりした場合には移してしまう可能性もあるようです。
顔いぼのウイルスは感染力があまり強くはないので、直接接触したりしなければ、ウイルス性ではあってもそんなに神経質になるとこはないようです。
顔いぼが、老人性疣贅の場合は、原因がウイルスの感染ではないので、他人に移ってしまうことはありません。
しかし、他人に移らないからといっても、顔いぼは美容面を考えるとコンプレックスになるものですし、早期に治療をした方が無難でしょう。

顔いぼを対処するためには

顔いぼには、漢方薬のヨクイニン・ハト麦粉末が効果的とされています。
但し、ごく細かく精製された上等なヨクイニン・ハト麦粉末でないと、効果があまりないようですので、漢方薬で対処をする場合は品質を選ぶようにしましょう。
顔いぼを対処するのに塗り薬なども効果がありますが、注意をしなければならないのがステロイドです。
ニキビや湿疹と勘違いしてステロイドを使ってしまうと、顔いぼを悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。
顔いぼが軽い場合には、漢方薬や薬などを使って約半年くらいで治るでしょう。
重症な場合は、皮膚科へ行って治療を受けるのが妥当です。
皮膚科では、液体窒素療法、レーザー治療、手術による切除法、デルマトロンなどが行われます。
顔いぼが多数出来ている場合には、液体窒素療法は適さないのでレーザー治療となるようです。
また、あまり隆起していなくて小さなものの場合には、表皮面を中周波域の極弱な電流で焼いて顔いぼを取り除く方法のデルマトロンが行なわれる事が多いようです。

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